あるところからアンケートが届きました。
ライターとして心に残る日本のテレビドラマを
10本あげてほしいということでした。
どれにするか考えるだけでわくわく。
すぐにも書けそうなところですが、
あとで「大事なドラマを忘れた!」って
ことにならないように、厳選の10本
じっくり考えて選びました。
順不同、ここで3本紹介しようかな。
「飛び出せ青春」
村野武範さんが新任の教師として奮闘する
学園青春ドラマ。
子供ながらに熱い青春を送る高校生活に
憧れたと同時に役者さんたちにも憧れた
ドラマが大好きになった作品。
脚本家になりたいと思った原点。
「四季・ユートピアノ」
ピアノの調律師の栄子が音の記憶をたどり
さまざま人や風景と出会っていく
ドキュメンタリーのような美しいドラマ。
こんな芸術的なドラマをつくりたい!
と思った作品。
「ニューヨーク港物語」
田村正和さん主演、ニューヨークで暮らす
8人の男女の物語。
時はバブル、登場人物がおしゃれでみんな
生き方がかっこいい。
脚本の鎌田先生の人物の描き方はせつなく
魅力にあふれていて、パート2の放送の頃は
脚本家をめざして勉強を始めた頃で鎌田先生の
脚本にしびれていました!
皆さんは、どんなドラマが心に残っていますか?
記憶の発掘作業を通して改めて思ったのは
ドラマを愛していたんだなあということ。
そして今もドラマを愛している自分。
今は、脚本より情報・バラエティ系のお仕事が
中心になっていますが、
子供の頃に味わった、心が揺さぶられ熱くなる世界。
そんな世界を描きだすクリエイターであり続けたい。
そんな原点に戻った一日でした。
皆さんは、自分にとっての原点って何ですか?